過小評価されがちな名選手たち Vol.4 マイク・コンリー
はやく目が覚めてすることもない可哀想な人間なのでブログ更新することにしたマキです。
今回はなんとなく皆さんに褒めてもらうことが多いこの企画の第4弾。
取り上げるのは過小評価されているNBA選手の代表的な存在といえるグリズリーズのマイク・コンリーさんです。
コンリーは1987年10月11日にアーカンソー州で誕生しました。
父親のコンリー(今回取りあげているコンリーの本名はMike Conley Jr)はバルセロナオリンピックの三段跳びで金メダルを獲得している名陸上選手で、その兄弟でコンリーの叔父にあたるスティーブはNFL選手と、エリートアスリートの家系です。
そんなアスリート一家に生まれたコンリーが選択したのがバスケでした。
幼馴染であり大学まで同じチームでプレーすることになるグレッグ・オデンと共にインディアナ州のローレンスノース高校に進学したコンリーはその才能を発揮、3年連続で高校をインディアナ州のチャンピオンに導き、彼らが在学した4年間の戦績は103勝7敗と、リアル山王工業状態。
「山王といえば」で真っ先に出てくるのは絶対にお前じゃねぇ。
NBA選手の登竜門ともいえるマクドナルドが選出するオールアメリカンや、インディアナの最優秀選手に選出されたオデンの次票の票数を獲得するなど、華々しいハイスクールキャリアを送りました。
そんな2人は輝かしい経歴を引っさげ、オハイオ州立大学に共に進学します。
オハイオ州立大学出身の著名なNBA選手としては、他にネッツのディアンジェロ、ブレイザーズのエバンターナーらがいます。
1年生ながら主力として活躍したコンリーはカンファレンスのファーストチームに選ばれ、チームはNCAAトーナメントの決勝まで進みましたが、ノア、ホーフォード、コーリーブリュワーらを擁するフロリダ大学に敗れる結果となってしまいました。
豪華すぎる。ノアかっこいい。
そして2007年のNBAドラフトに親友のオデンとともにアーリーエントリーし、全体4位でグリズリーズに指名を受けました。(ご存知の通りオデンは1位)
ちなみにこの時のコンリーの代理人は父のコンリーシニアであり、オデンの代理人もコンリーシニアが務めたそうです。
ちなみに現在のグリズリーズでコンリーと二人でフランチャイズスターとして活躍するマーク・ガソルもドラフト指名されたのは2007年でいわゆる二人は同期の関係です。(2巡目48位、指名自体はレイカーズ)
コンリーのプレースタイルとしては攻守に渡ってオールマイティなPGといえるでしょう。
サウスポーから繰り出される積極的なドライブ中心にオフェンスを組み立てますが、3ptも.360以上の確率で決めることが出来てそこまで悪くありません。クラッチシュートにも強く終盤で安心してボールを任せられる選手です。
アシストは大量に生産するタイプではありませんが試合平均6本くらいは記録します。
またオフェンスよりも評価が高いかもしれないのがディフェンスで、オンボールディフェンスとスティールの上手い選手です。
実際に2012-2013シーズンのAll defensive teamの2ndに名を連ねています。
とても優秀な選手で、カンファレンス決勝まで進んだ実績も持つコンリーですが、
カリー、CP3、ウエストブルック、リラードなどPG全盛期のNBAのウエストカンファレンスのPG層はとても厚く、今までオールスター経験がありません。
また現在は30億近くの高年俸ですが、その契約以前はとてもコスパの良い選手としても有名でした。
これらが過小評価と言われる所以でしょうね。
コンリーは個人としてスタッツや印象に強烈なインパクトを残すタイプの選手ではないのでなかなか個人賞に縁がないのかもしれません。
しかしコンリーとマークが揃った時のグリズリーズが強いというのは実証されており、あまり戦力が揃っているとはいえない今季も層の厚いウエスタンで18勝16位という好成績を残しています。(それでも10位という魔境)
オールスターに選出されるコンリーを期待していますか、西のガード陣を見る限りこのままオールスターに選出されないままキャリアを続ける可能性は残念ながら充分にあります。
しかしそうなった場合「オールスター経験のない名選手」という話題で確実にコンリーの名前があがることになるでしょう。
個人的には前の契約更新の時に優勝を狙えて、キャップもあり、PGを欲していたスパーズに行くだろうと確信していたのですが、強豪ではあったものの戦力が落ち目だったグリズリーズに残留したことからコンリーはよっぽどのことがない限り移籍しないのではないでしょうか?
フランチャイズプレイヤー好き好きマンとしても応援していきたい選手の一人です。
皆さんも是非注目してみてください。
この4人ほんと好き。
読んでくれてありがとうございました
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