果たして「勝つこと」が一番偉いのか。
こんにちは。
2019年初のちゃんとした記事です。
今回は自分が書きたいことをダラダラ書いていく感じでいきます。
そのテーマは「なにをもって推しチームを応援していくのか」です。
意外とこのブログではいろんな球団、選手を扱っているのでご存知ない方も多いかもしれませんが、自分はウィザーズファンです。
今季の成績は1月9日現在16勝25敗。ウォール体制になってからの最高成績はカンファレンスセミファイナル。
過去に一度優勝経験はあるもののそれはもう何十年も前の話。
チームの歴史を通して毎年POを争っていたようなチームでもなく、そんなに人気もなく基本的にパッとしないチームです。(自分で書いてて悲しくなってきた。)
なぜそんなチームを自分が応援する気になったのか。
それはJohn Wallという選手のファンになり、元々はNBA全体を見ていたけど、特定のチーム応援した方が楽しそうだなーと思って好きな選手がいたウィザーズとりあえず応援してみるか!って感じで無理やりウィザーズファンになってみたんですよね(笑)
ウィザーズ以外の選手だとノビツキーが好きなので、NBA見始めたのがもう少し早かったら今頃はマブスファンだったかもしれないし、ローズのTop10プレーみたいなのをYouTubeで観てNBAにハマったからその流れでブルズファンになってたかもしれないし、今のリーグだとジャズやナゲッツの雰囲気が好きだから見始めたのが遅かったらその2チームのファンだったかもしれません。
それくらいゆるーい感じでウィザーズファンになりました。
ユニフォームあんまかっこよくないし、ウォール以外正直そんな知らないし、そんな強いわけでもないから果たしてこのチームを俺は好きになるのか?って実は思ってました(笑)
ただ幸運なことにウィザーズファンになったのはピアースが来る前後くらいのシーズンだったので、自分が見始めた頃のウィザーズはオールスターに選ばれた将来有望のPGウォールと怪我がちだけどシュートが上手いスター候補SGビールの若手デュオを中心にチーム成績が上昇し始めて観ていてとても楽しいチームだったんですよね。
強くなっていくチームを追うのはとても楽しく、その流れでどんどんウィザーズへの愛が深まっていきました。
怪我がちだしオールスター経験もなくシュート下手なウォールと18億もの(当時としては)高額な契約結んでいいのかよ→オールスターに定着。チームを代表する選手に。
怪我がちだしシュート上手いっていってもめちゃくちゃ点取るわけじゃないビールにウォールより高い契約与えるのかよ→今となってはウォール以上に頼れる存在に。昨季はスタメン全試合出場。
この二人の成長を見届けれたのは本当に最高でしたね。
ウォールのドライブのために身体を張ってスクリーンかけて道をこじ開ける傭兵のようなゴータットやネネ。
ドラフト3位で即戦力と言われていたもののなかなか芽が出なかったけどオフェンス効率のバケモノになったポーター。(復活はよ)
第3PGとしてユーロから来たでっかいよくわからない奴だったのに、少ない出場機会をモノにして今ではウィザーズに欠かせない存在になっているサトランスキー。(トリプルダブルおめでとう!!)
クールな顔と熱いプレーと安定感のなさでチームを色んな意味で楽しませてくれたウーブレ。
オールマイティなプレーで潤滑油のような存在となっているマーキーフ。
感情爆発プレーでインサイドの薄い今季のチームの救世主となっているトマブラと自前の選手っだけで可愛いトロイ。
ベテランの凄さをまざまざと見せつけてくれたピアースやアンドレミラー。
ウォール以外の選手をどんどん好きになっていくうちにチームとしてのウィザーズをどんどん好きになっていきました。
で、ここからが話したい本題のとこなんですけど(前置き長すぎわろた)
今ウィザーズはチームの不調が原因で、テコ入れのために全ての選手がトレード候補だ。なんて言われてます。
ウォールやビール出してタンクして有望な若手取るべきだ。
ウォールとビール体制じゃ勝てない。
さまざまな意見が出ています。
しかし私はこう言いたい。
「果たして勝つことが最優先なのでしょうか?」と。
もちろん優勝が最大の目的であることはわかってますし、負け続けてもウォールとビールがウィザーズにいさえすればオッケーって思ってるわけじゃないです。
しかし優勝目指すための行動だけを取って効率重視のチーム作りをするチームを応援したいと思うでしょうか?
LALやNYKみたいなお金があって大都市にあるチームと、ウィザーズは状況が全然違います。
お金がないしそこまで街に魅力があるわけじゃないからFAになった選手が来てくれる可能性が著しく低いんですよね。
だからこそマイナーチームはドラフトで指名した自前の選手を中心に戦う方針で行く必要があるのです。
今のNBAにおいて絶対王者の位置をキープしており、金満球団みたいなイメージを持っているかもしれませんが、ウォリアーズも元々は弱小球団で、人気のあるチームでもありませんでした。
しかし、カリー、クレイ、ドレイモンド、ハリソンバーンズらを自前指名し育て上げ、HCのカーは3を中心とした画期的なオフェンススタイルと組織的なディフェンススタイルを築き上げて優勝。
強豪チームというアピールポイントを得たことで最強のスコアラーデュラントを獲得でき、万全な強さを何年か誇っています。
↗︎NBA関係の写真で一番ダサいけどネタに使いやすい最高の素材だと僕が思ってる写真です。
ウィザーズなどのマイナーチームが目指すべきはおそらくウォリアーズの辿ってきた道です。
マイナーチームこそ生え抜きの選手を大切にすべきだと言えるのです。
お金や人気がないからこそ、しっかりとした指針を持ってチーム運営を続けていく姿勢にこそ勝利やファンの応援が追随していくと自分は思います。
具体的な例を出すと一番わかりやすいのがサンダー。
皆さんご存知のように、サンダーの生え抜きであり看板エースのウエストブルックはそのプレーの安定感のなさから賛否両論さまざまな意見を浴びる選手です。
しかしデュラントに移籍されてもなお、田舎でお金もないチームに忠誠を尽くしてくれる都会っ子のウエストブルックに対してサンダーという球団も精一杯の誠意で応えているように思えます。
そしてそのチームに対してファンたちは惜しみない声援を送り続けます。
今季はかなり良い成績を残しているサンダーですが、もし優勝出来なくても一度ラスやサンダーを応援するようになったファンたちは「優勝できなかったから違うチーム応援しよ。」とは思わないんじゃないでしょうか?
複数回優勝している名門チームや現在強いチームを応援するのも、弱くても自分が好きな選手がいるチームを応援するのも正しいファンの形です。
今季単独エースとして頑張っているビールにはたくさんの勝ちを味わって欲しいけど、それはウィザーズであってほしいし、来季からカリー並みの年俸を得るのに怪我がちで批判が集まるウォールにも万全な状態でプレーしてウィザーズでキャリアを終えて欲しいし、トレード出来るならトレードしろと言われがちなポーターもウィザーズの選手のままその高年俸が相応しい活躍を見せて嬉しい裏切りを見せて欲しいです。
とりあえず今のウィザーズのメンバーすごい好きだし、ハマった時の強さにはかなりのポテンシャルを秘めているので出来れば選手の移動は無くてほしいな。(アリーザさんは早くウーブレとの交換留学期間が過ぎてくれ。)
活躍を見せて年俸の高騰が予想されるサトランスキーやトマブラやジェフグリやキーフにも出来れば残留して欲しいです。
そして早く今季は調子を上げてくれ!!
最近そんな悪くないしいつものように後半にギアが上がると期待していいのか??
はい。
ここまでダラダラ書いて最終的には自分の思ってること書いて終わるっていうクソみたいな記事になってしまいました。すいません。
とりあえずこの記事を読んでくれた方の根気強さは素晴らしいし、NBAは楽しいね。ってことが言いたいわけです。
マイナーチームに幸あれ!!
そして皆さん2019年も良いNBAライフを!
たまにブログ書くので暇な時に読みに来てもらえたら嬉しいです。
今年もよろしくお願いいたします。
縁起物の16億置いときますね。(最近頑張ってて偉いぞ)
読んでくれてありがとうございました
良かったらフォローお願いします。