2020-2021シーズン選手評 PG編
本当にお久しぶりのブログです。
レギュラーシーズン全試合を消化し、34勝38敗の8位でプレーイントーナメントに参加することになった我らがウィザーズ。
シーズン開幕前はフランチャイズプレイヤーであったウォールの2年ぶりの復帰直前のトレードでファンの心を砕き、開幕してからはそれでも今季のウィザーズは強そうだと期待するファンたちの想像の遥か下の弱さでさらにファンの心をズタボロに。
オールスター前に西の強豪達をボコボコにする快進撃で飛躍し、可能性を感じさせるも、その後に大連敗を重ね、ファンの心は完全に無くなりかけましたが、終盤はリーグでもトップクラスの勝率を重ね最終的にはなんとか8位で終わりプレーオフに臨むも1-4でシクサーズに敗北という富士急ハイランドみたいなシーズンでした。
そんな今シーズンウィザーズでプレーした選手達の個人的通信簿をポジション別にまとめていきたいと思います。
スタッツの画像は愛しの
が作ってくれたやつをお借りしました。
まずはPG編から。
Russell Westbrook
評価B+
我らがウォールとのトレードでウィザーズにやって来た元MVP。
シーズン前半戦は足の怪我の影響もあってか、トリプルダブルは残すものの全く試合に貢献出来ておらず、ラスじゃなくてネト出した方が強いじゃんと本気で思ってました。特にフリースローの成功率の低さが本当に酷く、そのせいで落とした試合が何試合もありました。
しかし怪我が完治したのか後半戦は鬼神のような活躍を見せて中身のあるトリプルダブルを連発。フリースローや笑っちゃうような無茶苦茶な3ptバシバシ決めるし、リムアタックも増え、ボールもめちゃくちゃ上手く散らしていて、特にTDLでやって来たガフォードとの相性が抜群でした。
誰も達成不可能だと思われたオスカーロバートソンの持っていた通算トリプルダブル記録も抜いたのでこの記録をどこまで伸ばしていけるかも楽しみです。
個人の出来としてはここ数年で1番だったのではないでしょうか?一気に評価が回復した感があります。
完全にビールとラスのマンパワーで最下位に沈んでいたチームをPOまで導いてくれました。
またコート外ではリーダータイプでは無いエースのビールに代わってチームリーダーを務めてくれ、若手に熱心に指導する姿も見せてくれました。
来季はトレード価値が最高潮なのでもしかしたらトレードの可能性は0ではないのかなとも思ってますが、残留して今季オールNBAチームに入れなかった悔しさを糧に更に伸びてくれることを願います。
強いて言うなら守備もうちょっとちゃんとやってくれな。
あとスコブルは絶対良い監督じゃないからそろそろ正気に戻ろうな。
Ish Smith
評価B−
レギュラーシーズン中盤くらいまでは怪我での欠場や、ラスビールとの相性の悪さにもかかわらず併用されて持ち味を活かせていなかった場面が多かったですが、シーズン終盤にかけて復調していき、プレーオフではロロと並んでチームの2大エースなんじゃないかってくらいの活躍を見せてくれました。
32歳とは思えないスピードとそれを活かしたドライブ、汚ねえシュートフォームからバシバシ決めるミドルとまあまあ入る3ptはまさにイシュ神の名に相応しいプレーでした。うますぎて笑っちゃうこと何度もあったもん。さすが昨季ビールのいない時エースしてただけあるわ。
あと個人的には今季在籍したガードの中だと1番満遍なくチームメイトにパス散らしてくれるし、シューター(特にギャリマシュ)の使い方が上手かったなと思いました。
完全にイシュにボールハンドラーさせたらすごい良い選手だなーと再認識出来ました。
あとプレーオフで何回かトバイアスをディフェンスで封じ込めてたのめちゃくちゃ笑いました。
コート外ではラスに並んでイシュがチームリーダーとして選手を引っ張ってくれてたみたいです。
今季で契約が切れるイシュ神ですが個人的にはもう少しウィザーズでプレーするところが見たいです。
再契約希望。2年10億くらいで。
ジャーニーマンになるにはもったいねえよ。
DCの土地神になってくれ…。
Raul Neto
評価 A−
正直今季ウィザーズに来るまではどんな選手かあまり知らなかったのですが、ゲームメイク◯、身長低いのに守備◯(特にスティール)、3pt◯、ラスやビールと併用しても活躍出来ると、想像の数倍以上に良い選手でした。
プレーにあまり波がなく、ほとんどの試合で平均点以上の活躍を叩き出してくれて本当に頼れる存在でした。
しかしプレーオフでは一気に失速し、ほとんど存在感が無かったし、レギュラーシーズンでも試合の終盤で大やらかしをして負けた試合が2試合くらいあったりとマイナスな面もありましたが、もちろん再契約希望選手です。
ラス、ビール体制で行くならイシュよりはネトの方が相性良さそうですがPOとかも含めて考えると本当に悩みどころ。
個人的にはどちらも残したいですがおそらくそれは無理でしょう。なんなら2人ともいなくなる確率の方が高そう。
いやあ辛い。残したい…。
あとこれでハウルって読むの意味わかんねえだろってずっと思ってました。
Cassius Winston
評価 C−
今季2巡目53位で指名したウィンストン。
大学を卒業してからNBA入りし、即戦力として期待されていた選手ですが、ラス、ネト、イシュの壁は高くガベージ以外での出場はほとんどありませんでした。
しかし試合に出ると要所要所でセンスを感じさせるプレーを見せていたので来季に期待です。
身体能力はそんな高くないけど基礎技術がしっかりしてる感じというかね。
それでもプレーの評価自体はほぼ付けようが無いに等しいので、評価はもっと下でも良かったウィンストンをC−にしたのは彼のコミュニケーション力、後輩力によるものです。
2大エースのラスとビールにめちゃくちゃ気に入られており、ラスとの入場の際の衝突は試合開始前の名物になりました。
また7.8年ウィザーズを見ていて一匹狼感のあったビールがあそこまで仲良さそうにしているチームメイトはウィンストンが初でした。
シーズン終盤の大事な時期に怪我してしまって涙していた負けず嫌いのビールが数分後にウィンストンと笑顔で談笑してたの見た時は本当に驚きました。すげえなウィンストン。
来季はただの後輩としてではなく選手としての活躍が見れることを楽しみにしています。
個人的にベンチ横の広告ボードみたいなとこに乗ってニヤニヤしてるウィンストン見るの好きです。
スコブルが「最近の選手はゲームばっかりやってて試合のビデオを見ない。」と苦言を呈した日の夜にあんまり更新しないインスタのストーリーでめちゃくちゃゲームやってる投稿してたのも最高でした。
悪童後輩キャラ開拓していこうな。
ウィンストンの文章量が1番多い謎記事完成。
次回はSG編更新します。
読んでくれてありがとうございました
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