M-1グランプリ2018について ⑶
M-1グランプリ2018について⑴ - NBAについてテキトーに
M-1グランプリ2018について ⑵ - NBAについてテキトーに
3組のネタが終わって、1位かまいたち、2位スーパーマラドーナ、3位見取り図となった後の4組目に登場したのはジャルジャルでした。
ジャルジャルも今年が結成15年目でラストイヤー、過去4回M-1に決勝に進出しているものの苦渋を飲んできたコンビです。
ジャルジャルは皆さんもご存知のように正統派な漫才をするコンビではなく、独創性に溢れたネタをするコンビです。
なんだかんだで正統派が評価を得やすいM-1にとってジャルジャルのスタイルで優勝を狙うのは難しいだろうなと思っていました。
そんなジャルジャルが今回披露したネタは「国名わけっこ」
「イン」「ドネシア」「イン」「ドネシア」「アル」「ゼンチン」 「アル」「ゼンチン」…
今思い返しても何がどう面白いのか全くわかりませんが、すげえ面白かったです。
「ゼンチン」
個人的にジャルジャルのネタって当たりハズレが大きいイメージがあって自分もネタによってはあんまりなコンビのイメージだったのですが、このネタはジャルジャルらしさが出つつ、なおかつめちゃくちゃ面白くてラストイヤーに相応しいネタだなと思いました。
昨年のピンポンパンのネタもめちゃくちゃ面白かったけど、それに並ぶか超えてるかくらいのネタだと思います。
本当最高だった。霜降りの一本目かこのネタが個人的には今大会のベストです。
そんなジャルジャルの得点は
なんならもっと取ってもいんじゃないかなと思いましたが、高得点でした。
志らくさんに至っては99点!!
「一つも笑わなかったが、頭の中はすごく面白かった。お笑いのプロがゲラゲラ笑うネタってあまり面白くないネタが多いけど、これが本当にプロのネタを笑わせるネタかなと感心した。」みたいなコメントはかなり賛否両論あるようですが、個人的にはめちゃくちゃ良いコメントだなと思いました。
後々審査員についての記事も書こうと思ってるので詳しいことは別記事で!
礼二さんの「ジャルジャルらしさで勝負したのは良かった」みたいコメントも良かったですね。
あと松っちゃんの相変わらずのジャルジャル大好きっぷりも最高でしたね。
M-1打ち上げの動画でこのネタは後藤さんがゼンチンとかドネシアの数をウケ具合で調節してるアドリブ要素の多いネタだと言っていたのは驚きました。
最後までジャルジャルらしさを捨てずに挑戦し続けた姿勢は本当にカッコ良かったです。
ちなみにジャルジャルはマキの出身大学の先輩でもあるので本当に誇らしかったです!!
なにより青い明るいスーツに赤いネクタイが似合ってたし、さすが2016年に一回優勝してるだけあるなと思いました。
いやそれ銀シャリやん。
一気に会場の空気を掴んだジャルジャルの後に登場したのはギャロップでした。
このコンビも結成15年目のラストイヤーにして、M-1決勝初出場のコンビです。
昔アメトークでツッコミの毛利さんがイタいといじられてたイメージが強いです(笑)
そんなギャロップが披露したネタは合コンをテーマにしたネタでした。
20歳のモデル達の中に、1人ハゲてる40歳の林さんを誘うみたいな…
ギャロップって安定した漫才はするけどそこそこな面白さのコンビのイメージだったんですが、今年の準々決勝でこの合コンのネタ見た時、めっちゃ面白いなと思って、このネタならギャロップはダークホースになるんじゃないかなくらいに思ってました。
それくらい良い出来の漫才だったと思うんですが本番ではあまりウケず、得点もあまり伸びませんでした。
審査員の方もなかなか厳しいコメントが続きました。
ただ、その中でも塙さんの「ギャロップもスーパーマラドーナもこれから一生一緒に漫才をやっていく仲間だけど、M-1用の4分の筋肉が使いきれてなかった。」というコメントは今年1の審査コメントじゃないかなと思いました。
またかなり話題になった志らくさんの「ハゲ方が面白くない。」は個人的にはめちゃくちゃ面白かったけど漫才の審査のコメントとしてはちょっとどうかなのかなと感じましたね〜。
それに対する松っちゃんの「よく見たらそんなにハゲてない」みたいなフォローはめちゃくちゃ笑いましたけど。
上沼さんの「自虐はウケ辛い。その芸歴で今までなにしててん。」みたいな今回、批判が集まったポイントの一つであるコメントもここで出ました。
なかなか厳しい審査をされたギャロップの次に登場したのは「ゆにばーす」でした。
前回2017年に初出場で、トップバッターとして登場し、めちゃくちゃウケた男女コンビです。
翼の折れたエンジェル最高でしたね。
ツッコミの川瀬名人はM-1に憧れて芸人になり、優勝したら即芸人を引退することを公言するほどM-1に掛けている芸人さんです。
ゴッドタンでのいじられっぷりも最高ですね。
はらさんは詐欺メイクで有名です。
そんなゆにばーすですが、遊園地を題材にした漫才を披露したものの、あまりウケず得点は
唯一の500点代で今年の最下位となってしまいました。
「お前神奈川県民やろが」はめちゃくちゃ良かったんですけどね〜。
打ち上げで本人も言ってたように最初に噛んでしまって川瀬名人がテンパってしまったのも大きいんでしょうね。
ゆにばーす個人的に大好きな自分としては、名人の引退が延びたとも考えられます!
来年以降に期待ですね!!!!
悔しいだろうに、「6位やねん!(優勝)獲れへんねん」は「M-1しか興味ない。バラエティなんか出たくない。」って言ってた川瀬名人とは思えないくらい頑張ってて少しウルっときました。
続く
読んでくれてありがとうございました
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