NBAについてテキトーに

ウィザーズファンが書きたいことを適当に書くブログです。

2019-2020シーズン選手評 PF編

 

今季WASでプレーした選手を1ファンが評価していくシリーズ

今回はPF編です。

 

他のポジションの記事を見てない方はこちらをどうぞ

 

PG編

 

SG編

 

SF編

 

 

ではいきましょう。

 

 

 

 

 

八村塁 Rui Hachimura

出場試合 48 (48)    ()内は先発数

30.1M 13.5pts 6.1reb 1.8ast 0.8stl 0.2blk 

.466(FG%)   .287(3FG%)  .829(FT%)

 

 

評価 A

 

日本の期待を背負ってNBAデビューを果たしたルーキーイヤーでしたが、今季の活躍ぶりは素晴らしかったと言えるのではないでしょうか?

ルーキーの中で見てみると得点は5位 リバウンドは出場試合の少なかったキングスのミカ(1試合)、ザイオン(24試合)に次ぐ3位 という成績でした。

チーム内でもビールとベルタンスに次ぐ得点リーダーでしたし、バブルにおいてはエース格としてプレーしました。

 

試合を見ての個人的な感想としてはとにかくミドルシュートが上手く、外すほうが珍しいくらい八村のミドルは見ていて安心感がありました。

リバウンドにも積極的に飛び込んでしっかり取ってくれるし、身体能力も高いのでハイライトに載るようなダンクで場を沸かせることもできるし、全体的なプレーぶりも良い意味でルーキーらしさがなく落ち着いているところもよかったです。

ディフェンス面では、スタッツで一番守備のレートが悪い選手になったりしてましたが、今季のWASはチーム全体で守備ができてなかったし、八村個人としてはヤニスやレナード相手にまあまあ守れていたりしたのでペリメーターディフェンスはむしろちょっと上手いくらいじゃないかなと思います。

ボンガに蹴られたゴールデンボール破裂以外では大きな怪我なくシーズンを過ごせたのも良かったですね。

 

もちろん良いところだけではないので悪いところをあげるとすると、

PFにしては203cmの身長がやはりNBAでは物足りないのかインサイドでのプレーはしっかり守り切られることが多かったり、3ptシュートがあまり上手くなく、本人もその自覚があるのか、ミドルは結構自信満々に打つのに外でボールもらったら消極的になる場面が見られました。

またペリメーターディフェンスはいいのですが、ポストディフェンスは自分より大きい相手は守れてなかったイメージです。ブロック数が平均で0.2というのはかなり物足りないですよね。

 

その中でも一番気になったところは後半になると存在感が0になってしまうということです。

前半で20点くらい取って最終的な成績が22点とかざらにあったし、試合を見ていても後半になるとマジでなんの活躍もしなくなって、そもそもシュートすら打ってないみたいな状況になるんですよね。

本当の意味での黒子のバスケ状態。(本家の黒バスは存在感の無さを活かしてパスとかして貢献する)

 

コーチの無能さもあるのかもしれませんが、試合に出てないわけではないのでやはり本人の問題が大きいのかなあと…。

後半で八村が活躍できていればビールでしか攻めれないから相手に守られやすいみたいな状況も少しは改善できていたかもしれませんしね。

 

改善点はまだまだありますが1年目のシーズンとしては十分以上と言える活躍だし、そもそもドラフト時に彼は伸びしろが評価されていた選手です。

来季はSF転向して起用するとスコットブルックスが明言していましたが、オフェンス面、ディフェンス面から見てもSFのほうが向いていると思うので楽しみです。

課題の3ptもFTの確率が8割を超えていることからも上達は早いのではないでしょうか。

ビール、ウォールに次ぐ第3オプションとしての活躍が期待されるので更なる成長に期待です。

 

 

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ビジュアルも良いよね…

 

 

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黒子のハチムラからの脱却頼むぞ…

 

 

 

 

ダービス・ベルタンス        Davis Bertans

出場試合 54 (4)    ()内は先発数

29.3M 15.4pts 4.5reb 1.7ast 0.7stl 0.6blk 

.434(FG%)   .424(3FG%)  .852(FT%)

 

 

評価 A+

 

 

スパーズからたなぼた的にゲットできたベルタソですが、WASではそのシュート力を遺憾なく発揮し、化け物のような活躍を見せてくれました。

3ptシュートを面白いように決めて、わかりやすく言うとでかいカリーでした。

またキャッチアンドシュートだけでなく、自分でドリブルしてシュートもできるし、イメージの数倍身体能力があり、派手なダンクにはとても驚かされました。

守備はあまり良くありませんが、あれだけオフェンスで貢献してくれるなら大丈夫かなと思います。

 

WASに来る前は顔がめちゃくちゃでかいバブルヘッドみたいなシューターくらいのイメージしかなかったんですけど、1年でめちゃくちゃ好きになりました。

スパースファンが涙したのもわかります。

価格の高騰が予測されるので来季以降の契約延長はかなり難しいかもしれませんが、ベルタソ自身もWASでのプレーを気に入ってくれているような発言をしていたので残留してくれることを願うのみです。

ウォールのキックアウトからのベルタソの3見たくない?見たいよね?

 

 

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ジョナサン・ウィリアムス     Jonathan Williams

出場試合 15(6)    ()内は先発数

12.0M 3.0pts 4.3reb 0.5ast 0.1stl 0.5blk 

.559(FG%)   .000(3FG%)  .538(FT%)

 

 

評価 C

 

チオザがいなくなって空いた2way枠にやってきたジョナサンウィリアムスは八村のゴンザガ大学時代の先輩でもあります。

あまり試合には出てませんでしたが、とにかくリバウンド(特にオフェンスリバウンド)に強く、泥臭いハードワーカーとして頑張る姿は好印象でした。

しかしそれ以外の印象があまり無く、オフェンスのボキャブラリーにかなり乏しいイメージなので本契約はどうなのかなって気はします。

昨季LALでのプレー経験があるので、トマブラ、ワグナー、ボンガと続くLALから来た若手活躍するジンクスに従うと、もしかするかもしれませんがね。

WASはとにかくリバウンドが弱いので彼みたいな選手がいてくれたらうれしいんですがどうなることやら。

 

 

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ニワトリっぽいよね。

 

 

 

 

意外とPFが少なかった今季のWAS。

次回のC編でこのシリーズは終了です。

次もよかったら読んでください。

早めに更新できるようがんばります!!