過小評価されがちな名選手たち Vol.3 ケンバ・ウォーカー
自分が書いてて楽しいでお馴染みのこの企画第三弾はもはや過小評価されてない説もあるホーネッツのエース、ケンバ・ウォーカーさんです。
Kemba Walker ケンバ・ウォーカー
ケンバは1990年の5月8日にニューヨークのブロンクスという街で生まれました。
地元ニューヨークのライス高校に進学した彼はマクドナルドオールアメリカンに選ばれるほどのスター選手でした。
世代でもトップ5に入るPGとされていたケンバは名門のコネチカット大学に進学します。
有名なコネチカット大学出身のNBA選手としてはカロン・バトラー、エメカ・オカフォー、ルディ・ゲイ、ジェレミー・ラム、アンドレ・ドラモンドらがいます。(他にもいっぱいいるよ)
特にラムは大学時代共にプレーしています。
今も同じチームだし良い先輩後輩関係なんですかね?
鳴り物入りで入学したケンバは1年目から活躍し、オールルーキーチームに選出され、2年生時には所属リーグの1stチーム、そして3年生時にはエースとして27得点5リバウンド4アシストを平均し、見事にチームをNCAA優勝へと導きました。
ちなみにラムはこの時の1年生で共に優勝を味わっています。
NCAA優勝チームのエースという看板を引っさげたケンバはその年に2011年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを宣言し、ボブキャッツ(現在のホーネッツ)に1巡目9位で指名されNBA入りを果たしました。
当時のボブキャッツはめちゃくちゃ弱小チームでケンバのプロ1年目は7勝59敗というとてつもない成績を残してます。(ロックアウトがあったから66試合)
一年目はDJオーガスティンからスタメンを奪えずあまり成績も伸びませんでしたが、2年目からは不動のスタメンPGの座を奪取。
その後はチームがボブキャッツからホーネッツに名称変更するなどがありましたが個人としては年々成績を向上させていき、2016-2017シーズンからはオールスターに選出されるほどの選手になり、今季もここまでで平均27点4リバウンド6アシストとホーネッツ不動のエースとして活躍しています。
ケンバのプレースタイルとしてはスコアリングガードと言えるでしょう。
身長は公称183cm(多分実際はもうちょっと小さい)ながらもカットインとロングレンジの両方で得点を取ることが出来るオフェンシブな選手です。
クラッチシュートを決めることも多く、まさにエースと呼べるタイプの選手だと思います。
元々アウトサイドシュートの評判はあまり良くなくルーキーイヤーから数年は3の成功率が3割ほどしかなかったのですが近年では4割近い確率で3を決めるようになっています。
NBA入りしたのが21歳だったためあまり向上は見込めないと言われていたと思いますがここまでシュートが上手くなったのはケンバが努力家であるということを示していますね。
また個人的にケンバは現役のNBA選手の中でもっとも笑顔が似合い、トップクラスのナイスガイと言える選手ではないでしょうか。
試合中もチームメイトに対してニコニコしていることが多く、スキンシップを取る機会も多いので見ていてとても明るい気分になる選手です。
パーカーのクラッチショット2発に感激して抱きつくケンバ。
— そば (@hatiha64) 2018年11月20日
この信頼感というか尊敬感良いなぁというのと、チームメイトがクラッチタイムに決めてくれたら嬉しくて泣き出しそうなエースに、日頃いかに援護射撃のないチームで戦ってるのかも少し考えてしまう。あとかわいい()pic.twitter.com/7ezJw4kr6Y
かわいい…
あんまりNBAファンでケンバを悪く言っている人を見たことがありませんね。
あと顔がウォールに似てます。
今のNBAにはカリーを始め、ウエストブルック、CP3、アービング、ウォール、リラード、など多くの名PGが揃うPG豊作期です。
その中では少し存在が埋もれていたケンバですがここ最近は得点力を上げグッと存在感を増してきています。
是非チームの勝率も伴わなせて上に挙げた選手を超えるような選手になっていってほしいですね。
読んでくれてありがとうございました
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